岩本 武和
西南学院大学教授
(2021/4/1現在)
研究テーマ
- 国際経済学・国際金融論
学歴
- 1988年3月 京都大学 大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学
- 1999年9月 京都大学博士(経済学博士)
職歴
- 1988年4月 東京外国語大学留学生日本語教育センター講師
- 1990年4月 静岡大学人文学部経済学科助教授
- 1993年4月 京都大学 経済学部助教授
- 1997年4月 京都大学 大学院経済学研究科助教授
- 1999年10月~2021年3月 京都大学 大学院経済学研究科教授
- 2008年4月~2010年3月 京都大学 教育研究評議員、京都大学大学院経済学研究科副研究科長
- 2009年4月~2010年3月 経済学部経済学科長
- 2012年4月~2014年3月 京都大学大学院経済学研究科附属プロジェクトセンター長
- 2014年4月~2016年3月 京都大学大学院経済学研究科長・経済学部長
- 2018年4月~2021年3月 京都大学公共政策連携研究部部長
- 2021年4月~ 西南学院大学経済学部教授(現在)
主な著作物
- 国際経済学 国際金融編 (ミネルヴァ書房、2012年)
- グーバル・エコノミー(第3版) (有斐閣、2012年)
- グローバル・エコノミー(新版) (有斐閣 2007年)
- グローバル・エコノミー (有斐閣 2001年)
- ケインズと世界経済 (岩波書店1999年)
- 基本現代経済学入門 (有斐閣 1997年)
主な論文
- •「中国からの資本流出と人民元の国際化」『問題と研究』第46巻第4号、国立政治大学国際関係研究センター, 2017年12月, 25頁-51頁.
- •“International Investment Positions, Gross Capital Flows, and Global Liquidity,” The International Economy, vol.18, March, 2016, p.1-19.
- •「グローバル流動性とシャドー・バンキング・システム」『世界経済評論』第56巻第6号, 2014年11・12月, 41頁-45頁.
- •「グローバル金融危機に日本と中国は関係があったのか?-グロスの資本移動と国際投資ポジション-」復旦大学日本研究センター第24回国際シンポジウム『冷戦後の日本政治・経済・社会体系の変化及び中日関係への影響ー経済を中心に』pp.13-38. 2014年11月1日-2日.
- •“Structural Changes of Global Economy Based on Gross Capital Flows and International Investment Positions“, Report of Joint International Research Project by Japan, China and Korea, Impacts that the Structural Transformation of the World Economy Has on the East Asian Region, The Economic and Social Research Institute (ESRI) of the Cabinet Office,Government of Japan, October, 2013.
- •「グロスの資本フローと国際投資ポジションからみた世界の構造転換」平成24年度国際共同研究プロジェクト『世界経済の構造転換が東アジア地域に与える影響』内閣府経済社会総合研究所,2013年4月.
- •「グロスの資本フローと対外インバランス」『世界経済評論』第57巻第2号(通巻第670号),2013年3・4月,20頁-24頁.
- •「対外インバランスと富の移転:日米における評価効果の非対称性」貝塚啓明・財務省財務総合研究所編『国際的マネーフローの研究:世界金融危機をもたらした構造的課題』中央経済社, 2012年11月, 127頁-151頁
- •「グローバル・インバランスのグロス=ストック分析」原正彦編『グローバル・クライシス』青山社, 2012年11月, 197頁-213頁.
- •「対外不均衡と評価効果の非対称性-『富の移転』に関する日米比較-」財務省財政総合研究所『「国際的な資金フローに関する研究会」報告書』2012年6月,113頁-133頁.
- •「金融危機とグローバルインバランス-米国の高レバレッジ型対外ポジションの脆弱性を中心にして-」『JBIC国際調査室報』第3号,2009年11月,国際協力銀行,17頁-30頁.
- •「アメリカ経常収支赤字の持続可能性」『世界経済評論』第51巻第9号(通巻第625号),2007年9月,31頁-40頁.
- •「国際資本移動の理論と現実」本山美彦編著『世界経済論』ミネルヴァ書房,2006年2月, 69頁-87頁.
- •「国際資本移動研究の新動向」『経済論叢』(第176巻第3号),2005年9月,128頁-148頁.
- •「アジア債券市場の可能性と諸問題」,Kyoto University Working Paper, J-39,京都大学大学院経済学研究科、2004年9月.
- •「国際資本移動と為替レート制度」『福井県立大学経済経営研究』第11号,2002年3月,1頁-20頁.
- •「21世紀型金融危機をいかに阻止するか」『経済セミナー』No.551,2000年12月,26頁-29頁.
- •「アジア通貨危機と円の国際化」京都大-ソウル大共同セミナー報告書『経済学・経営学の再構想』1999年12月,125頁-145頁.
- •「国際通貨システムを考える:頻発する通貨危機の最新情報と底流を知る」『経済セミナー』No.535,1999年8月,22頁-23頁.
- •「『ケインズ案』の歴史的制約性と普遍的妥当性」『ケインズの総合的研究』平成6年度~平成9年度科学研究費補助金,基盤研究(B)(2)研究成果報告書,1997年3月,35頁-43頁.
- •「ケインズとポンド残高(1)」『経済論叢』 第160巻第4号,1997年10月,1-20頁.
- •「ケインズとポンド残高(2)」『経済論叢』 第160巻第5・6号, 1997年11月・12月, 1-27頁.
- •「ケインズと戦後国際経済秩序の形成」『経済セミナー』No.493,1996年2月,33-38頁.
- •“The Keynes Plan for an International Clearing Union Reconsidered,” The Kyoto University Economic Review, Vol.40,No.2,October,1995,pp.27-42.
- •「金本位制の神話と現実」本山美彦編著『貨幣論の再発見』三嶺書房,1994年,149-171頁.
- •「ケインズと第一次大戦期のスターリング-ドル外交(上)」『経済論叢』第152巻第6号,1993年12月,1頁22頁.
- •「ケインズと第一次大戦期のスターリング-ドル外交(下)」『経済論叢』第153巻第1・2号,1994年1・2月,23頁-43頁.
- •「ケインズと1914年の金融恐慌」『経済論叢』、第152巻第4・5号,1993 年10月,25頁~48頁.
- •「産業空洞化の金融的側面と実物的側面」上原信博編著『構造転換期の地域経済と国際化』御茶の水書房,1992年,181-98頁.
- •「ケインズとインド」『法経研究』第41巻第3号,1992年11月,293-348頁.
- •「ケインズと保護主義」『法経研究』第40巻第3・4号,1992年2月,350-86頁.
- •「ケインズと国際収支の調整」『法経研究』第41巻第2号,1991年,9月,104-32頁.
- •「1970~80年台におけるSDR(1)」『経済評論』第38巻, 第11号,1989年11月,37-54頁.
- •「1970~80年台におけるSDR(1)」『経済評論』第38巻, 第12号,1989年12月,31-43頁.
- •「ドル暴落と米国への民間資金流入」『経済評論』第37巻第7号,1988年7月,40頁-54頁.
- •「企業内貿易とトランスファー・プライシング」本山美彦編著『貿易論のパラダイム』同文舘,1987年,155頁-178頁.
- •「管理価格論とシカゴ学派」『経済評論』第36巻第9号,1987年9月,16頁-33頁.
- •「経営者支配論の再検討」『思想』750号,1986年,12月,90頁-106頁.