「2015年度」の研究・論文一覧 [ 6/6 ]
-
日米経済(週次)予測(2015年5月11日)<日本:日銀4月展望レポートのダウンサイドリスク><米国:支出サイドからの実質GDPが大きく下方修正されたが、現状の景気は堅調と判断できる>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
日米経済(週次)予測(2015年5月4日)<日本経済:1-3月期は国内需要の小幅拡大を純輸出の小幅縮小が相殺><米国経済:所得サイドから経済成長率(1-3月期)を見れば、米国経済は少しも悪くない>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
日米経済(月次)予測(2015年4月)<日本:1-3月期は国内需要、純輸出ともに小幅縮小><米国:2016年大統領選の見どころ>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
Kansai Economic Insight Monthly Vol.24
経済予測
経済予測 » Monthly Report(関西)
/ DATE :
ABSTRACT
<要旨>
2月の鉱工業生産指数は3カ月ぶりに下落した。1-2月平均を10-12月平均と比較すれば+5.0%と基調は堅調。
3月の貿易は、輸出は25カ月連続で前年比増加、輸入は2カ月ぶりに減少。結果、貿易収支は3カ月ぶりの黒字となり2011年3月以来の2,000億円超となった。
3月の消費者態度指数及び景気ウォッチャー現状判断DIはいずれも4カ月連続で改善。インバウンド関連の好調が続いており、消費者心理は改善している。
12月の現金給与総額の伸びは前月から加速。1月(関西コア)はプラスを維持したものの、前月から大幅低下。賃金は上昇基調が続いているものの、先行き判断は4月を待つ必要がある。
2月の大型小売店の販売額は8カ月連続の前年比プラスとなったが、消費の回復は弱い。
2月の新設住宅着工戸数は6カ月連続の前年比マイナス。持家と貸家は減少したが、分譲は6カ月ぶりのプラスとなった。
2月の有効求人倍率は、3カ月連続で前月比横ばい。一方、失業率は非労働力人口の増加により、小幅低下となった。
3月の公共工事請負金額は前年比-14.9%と5カ月連続の大幅減。公共工事受注は停滞している。
2月の建設工事は前年比-0.2%と34カ月ぶりの減少。建設工事の伸びは停滞している。
3月の関空への訪日外客数は春節の影響もあり、中国を中心に大幅な増加となった。一方、出国日本人数は15カ月連続の減少となった。
1-3月期の中国実質GDP成長率は前年同期比+7.0%となり、前期より減速した。市場コンセンサスを上回る結果であったが、8%を下回る成長が12期続いている。
1-3月期の中国実質GDP成長率は前年同期比+7.0%となり、前期より減速した。市場コンセンサスを上回る結果であったが、8%を下回る成長が12期続いている。
-
日米経済(週次)予測(2015年4月20日)<日本:1-3 月期弱い国内需要、景気回復は純輸出が鍵><Bernanke前連銀議長に水をさされたYellen連銀議長の出口戦略>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
APIR Commentary No. 43 <AIIBの実態は中国の国内銀行 日本が果たせる役割は限定的>
インサイト
インサイト » コメンタリー
/ DATE :
ABSTRACT
中国が主導して設立を予定しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本が参加するか否かの議論が盛んに行われている。欧州を始めとして50カ国以上からの参加表明がされる中、4月7日に政府はAIIBへの対処方針を発表し、引き続き日本側が求める公正で透明な組織運営の確約、国際基準の確保を求めていくこととして参加を見送った。しかし、大手メディアや一部識者、野党からは未だに「外部から批判するのではなく、内部に入って積極的な役割を果たすべき」といった意見も聞かれる。果たして、そのようなことは可能なのか。現在得られる情報から考えると、日本が参加しても積極的な役割を果たすことはできず、かえって大きな損失を被る可能性が高い。なぜならAIIBの実態はほぼ中国の国内銀行に近いものであるからだ。日本としては、米国との歩調を合わせ、引き続きガバナンスとプロジェクト審査基準の透明化を求めていくと同時に、ADBの融資を被援助国がより使いやすいよう改善するためのチャンスと考えればよい。AIIB加盟は「様子見」こそ最良の選択肢である。
-
関西経済が抱える長期的課題とは?―新しいタイプの「関西経済モデル」の探求から ―
インサイト
インサイト » トレンドウォッチ
/ DATE :
ABSTRACT
アジア太平洋研究所『2014年版 関西経済白書 ―KANSAI発のイノベーションとは何か―』(以下、関西経済白書)では、関西経済が長期低迷に陥っていることを指摘し、その要因分析と打開策の検討を中心に議論を展開してきました。関西経済をマクロの視点から、さらに長期的な視点で眺めたとき、国内の他地域経済とはどのような違いがあるのでしょうか。もちろん様々な要因を考えることができますが、本稿では特に、「民間企業設備(以下、設備投資)」「民間住宅投資(以下、住宅投資)」「全要素生産性」の3つに注目します 。
-
Development of a Regional DSGE Model in Japan: Empirical Evidence of Economic Stagnation in the Kansai Economy
ディスカッションペーパー
ディスカッションペーパー
/ DATE :
ABSTRACT
Using a dynamic stochastic general equilibrium model, this study empirically examines Japan’s Kansai Region to ascertain causes of its long-run economic stagnation. Simulations and the empirical investigation demonstrate that stagnant private residential and equipment investments and productivity persistency are structural problems responsible for Kansai’s unique economic fluctuations.
-
日中韓三国協力国際フォーラム2015 参加報告
インサイト
インサイト » トレンドウォッチ
/ DATE :
ABSTRACT
2015年は第2次世界大戦の終戦後70年、日韓国交正常化が行われて50年、日中国交正常化が行われて43年となる日中韓3か国にとって節目の年である。こうした中で、日中韓をめぐる北東アジアの国際関係は北朝鮮及び米国、ロシアを含め、これまで以上に複雑な様相を見せている。このような状況の中、4月3日に東京で日中韓三国協力国際フォーラムが開催された。昨年は韓国のソウルで行われたこのフォーラムが今回日本で初めて開催されるということで、これを記念するため日中韓の三国やそれ以外にも様々な国の要人が参加した。本稿では、フォーラムで行われた議論の概要について紹介し、若干の課題について述べる。
-
日米経済(週次)予測(2015年4月13日)<日本:家計と企業の景況感にねじれ、1-3 月期の景気回復は緩やかにとどまる><米国:1-3月期の景気のスローダウンはソフトパッチの可能性が高い>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
日米経済(週次)予測(2015年4月6日)<日本:3月短観も示唆する1-3月期の緩やかな景気回復><米国:正しい景気判断は支出・所得の両サイドから>
経済予測
経済予測 » Weekly Report(日本)
/ DATE :
-
シンガポールに見る新しい空港の形 ~オリンピックブームと観光戦略~
インサイト
インサイト » トレンドウォッチ
/ DATE :
ABSTRACT
2020年に開催される東京オリンピックに当たって、海外からの外国人旅行者の呼び込みにも注目されるが、その際、重要となるのが空路、すなわち空港である。日本は島国であるため、海外からの需要を呼び込むためには航空ネットワークの整備が必要不可欠である。現在日本国内において、空港法によって定められている国際空港は成田国際空港、東京国際空港、中部国際空港、関西国際空港、大阪国際空港の5つである。この内、大阪国際空港は関西国際空港が開港されたことにより、国際航空路線が全廃されたため、実質的には残りの4つの空港が日本における国際空港として機能している。インバウンド需要を考える上でアジア圏からの旅行者の割合は非常に高く切り離せない存在になっているため、アジア圏のハブ空港としてのポジションを獲得できるかどうかは重要な問題である。本稿ではアクセス面に於いてアジア圏と近く、また国際線の便数も1000万人規模となっている関西国際空港と東アジアの空港の代表としてシンガポール・チャンギ国際空港との異なる点について言及する。