アジアビジネスにおけるSDGs実装化

研究プロジェクト 2020年度

ABSTRUCT

リサーチリーダー

主席研究員 後藤健太 関西大学経済学部教授

 

研究の背景

アジアにおけるビジネス戦略を考えるうえで、SDGs(Sustainable Development Goals)の達成、持続可能なサプライチェーンの構築はかかせない視点である。

当研究所においては、設立当初からアセアン諸国の研究機関等との連携を通じて、アジア太平洋地域の持続的な発展をサポートしていく調査研究を進めていくことをひとつの使命としている。

 

研究内容

SDGsオープンイノベーションプラットフォームと共同で大企業と中堅・中小企業によるビジネス創出を通じて、新型コロナ禍にある経済の再生に向けて、SDGsが掲げる誰一人取り残さないを基軸に据え、経営理念に基づく持続可能なビジネス構築を支援する。特に、ゴール12(つくる責任つかう責任)とゴール8(働きがいも経済成長も)を意識する。

SDGオープンイノベーションプラットフォームのビジネスマッチングを実例として、リサーチャーの知見を活用し、SDGsウォッシュにならないような真の意味での持続可能なビジネス創出に関与することを通じてSDGsの実装化を支援する。

 

研究体制

研究統括

本多祐三 APIR研究統括、大阪学院大学教授、大阪大学名誉教授

リサーチリーダー

後藤健太  APIR主席研究員、関西大学経済学部教授

リサーチャー

別府幹雄  コニカミノルタ 関西支社長(中小企業診断士)

長縄真吾  国際協力機構 関西センター(JICA関西) 企業連携課課長

菊池淳子  日本工営 コンサルタント海外事業本部 SDGs&CSR戦略ユニット長

 

期待される成果と社会還元のイメージ

会員企業をはじめ、企業、経済団体など民間で利活用可能な好事例の創出とその分析。

SDGsが直接ビジネスと直結するグローバルな企業活動展開において重要な要素であることの理解促進。

 

<研究会の活動>

研究会

・2020年 7月10日  第1回研究会開催

・2020年10月 7日   第2回研究会開催(オンライン)

・2020年11月27日   第3回研究会開催

・2021年 3月22日~4月4日  フォーラム動画配信

pagetop
loading