アジアビジネスにおけるSDGs実装化

研究プロジェクト 2021年度

ABSTRUCT

リサーチリーダー

APIR主席研究員 後藤 健太 関西大学経済学部教授

 

研究の背景

アジアにおけるビジネス戦略を考えるうえで、SDGs(Sustainable Development Goals)の達成、持続可能なサプライチェーンの構築は欠かせない視点である。
当研究所においては、設立当初からアセアン諸国の研究機関等との連携を通じて、アジア太平洋地域の持続的な発展をサポートしていく調査研究を進めていくことをひとつの使命としている。

 

研究内容

2025年大阪・関西万博をにらみ、中堅中小企業を含む関西企業もSDGs実装化する必要性に直面している。これにあたり、バックキャスティング、目標のトレードオフを前提とした取組みを行うことにより、SDGsウォッシュにならないよう、一般社団法人SDGsオープンイノベーションプラットフォームの活動と連携しながら、調査研究活動を通じて、啓蒙する。

SDGsオープンイノベーションプラットフォームのビジネスマッチングを実例として、リサーチャーの知見を活用し、SDGsウォッシュにならないような真の意味での持続可能なビジネス創出に関与することを通じてSDGsの実装化を支援する。

 

研究体制

研究統括

本多 佑三  APIR研究統括、大阪学院大学教授、大阪大学名誉教授

リサーチリーダー

後藤 健太  APIR主席研究員、関西大学経済学部教授

リサーチャー

菊池 淳子  日本工営 コンサルタント海外事業本部 SDGs&CSR戦略ユニット長
草郷 孝好  関西大学 社会学部教授
佐井 亮太  コーエイリサーチ&コンサルティング 主任コンサルタント
佐藤 寛   ジェトロ・アジア経済研究所 上席主任調査研究員
長縄 真吾  国際協力機構関西センター(JICA関西) 企業連携課課長
別府 幹雄  コニカミノルタ 関西支社長(中小企業診断士)

 

期待される成果と社会還元のイメージ

会員企業をはじめ、企業、経済団体など民間で利活用可能な好事例の創出とその分析。

SDGsが直接ビジネスと直結するグローバルな企業活動展開において重要な要素であることの理解促進。

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