ABSTRACT
[ 概 要 ]
6月1日に、2007年版『関西経済白書』の報告会を実施しました。当研究所では、1994年度より毎年発行していた『関西活性化白書』を今年度 より『関西経済白書』と改称し、関西経済の動向、並びに直面している課題についての分析・提言を拡充しています。本白書が、関西経済理解のための必読文献 となることを目指し、今後とも内容の一層の充実に努めてまいります。
<構 成>
第1章 関西経済の現況と見通し
第2章 経済復活への課題と新たな挑戦
第3章 改革を求められる関西の自治体
第4章 関西のプロジェクトの動向
第5章 グラフで見る関西
第6章 関西年表
以下では、報告会当日に行われた当研究所所長の本間正明による講演要旨、並びに次の3つの章(第2章、第3章、第4章)の概要について説明する(詳細資料は別紙参照)。
* 講演「関西経済の新たな挑戦」(要旨) 関西社会経済研究所所長 本間正明
6月1日白書報告会のおける講演要旨。
* 第2章 経済復活への課題と新たな挑戦
本年の特集テーマとして、バブル崩壊後の長期低迷からようやく抜け出した関西経済の軌跡を振り返り、人口減少と高齢化という大きな環境変化の中で新たに取り組むべき課題を分析している。
* 第3章「改革を求められる関西の自治体」
当研究所が2006年度に行った自治体に関する研究成果のエッセンスをまとめたもので、関西経済の復活のためには、公共部門の改革は不可欠のテーマであるとの基本認識に基づいている。
* 第4章「関西のプロジェクトの動向」 1987年から毎年実施している調査。昨年の関西のプロジェクトの動きと内容を分析している。