ABSTRACT
<研究テーマ設定の背景>
環境・エネルギーというテーマは、その対象が幅広く、学界、経済界等でも多くの
調査研究が実施されているが、関西社会経済研究所(KISER)としても、ある特定の
分野に絞り込んで、関西活性化のひとつとして政策提言する。
<提言イメージと研究スコープ>
(1)環境技術を関西地域の強みとし、域外並びに海外へ輸出することにより、「環境
エネルギーは関西」からというイメージ確立並びに産業振興の具体策を提案する。
例えば、関西発展戦略の一つとして「環境・エネルギー」関連ビジネスの提案。
(企業だけでなく、買う側、社会もメリットを享受できるビジネスの提案。)
→ 第2段階では、この為の官民学等の推進体制まで言及する。
(2)CO2 削減を軸とした環境保全への取組みを、関西が先頭になって進めることを
宣言し、官民学並びに住民への啓蒙活動の先鞭となるべき研究成果を発信する。
<研究体制>
・主査
藤川清史 名古屋大学大学院国際開発研究科 教授
・委員
吉田 登 和歌山大学システム工学部 准教授
松岡憲司 龍谷大学経済学部現代経営学科 教授
吉田弘之 大阪府立大学大学院工学研究科 教授
坂田裕輔 近畿大学経済学部総合経済政策学科 教授
大野木昇司 日中環境協力支援センター有限会社 取締役社長
兒山真也 兵庫県立大学経済学部 准教授
野村宗訓 関西学院大学経済学部 教授
真鍋雅史 大阪大学大学院医学系研究科
・研究協力者
松崎俊一 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 大阪本部長
永井克治 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員
西田貴明 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 研究員