本レポートは、PECCのAPECプロセスへの効果的な参加とAPECの活性化を目的として作成されたものであり、主にアジア太平洋地域の経済予測データおよび太平洋地域と太平洋協力に影響を与える課題に関する分析・政策提言を内容とするPECC活動を代表する成果物であり、昨年に続き第2回目の刊行である。PECCのプロジェクトの一つである太平洋経済展望(PEO)予測専門家パネルが中心となって取りまとめた。
本レポートのセクション1(アジア太平洋経済展望2007-2008)の日本予測については、太平洋経済展望(PEO)日本委員会の短期予測部門主査の稲田義久・甲南大学教授が中心となって取りまとめた。
なお、本レポートのうち、PECC参加各国・地域の382名のオピニオン・リーダーに対するアンケート調査結果の要旨については、2007年9月のAPECシドニー会合に向けた提言として、同年9月5日に公表されている。